■ [本]フリーゲーム・クリエイターズ
コミティアで売っていたじすさんのコピー誌について・・・。
今までの設定資料集とは違って、フリーゲームな方々のコラム集でした。すごい1つ1つの内容が書いている方の人生に切り込む深さで、愛が伝わってきて、挑戦的で面白かったです。
1000円というのは普通に考えて高いんですが、読んでみてこれなら納得できると私は思いました。
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読んでて思ったのが、私ってフリーゲーム・スピリットからどういう位置に居るのかな~ってこと。それが悶々と頭の中を占拠しています。だから書きます。
私は書いている人の中で言うと、魔王さんの位置に近いポジションにいる気がします。ゲームは中学校のころまでアナログで作って友達とやってたぐらい。結構頭は沸いてるんだけど、どうも作る方向にストイックになれない。ゲームじゃないけど前にアンディー・メンテでAMMMという企画があってこっそり作ったんですが、作っている間に他に興味が遷移しちゃう自分に嫌になりました。そんなんでも、こういう面白いのがあるっていう意識はあるので主張したい。そんな人です。語呂がいい感じに言うと「スプリット・スピリット」の持ち主でしょうか。
ゲームに限ったことでは無いんですが、この世の中には埋もれているものが多すぎます。別に大勢の人が好きになる必要は無いんですけど、好きになるのに知らないというのは悲しいです。私も好きになったのは過去の産物になってからというパターンをかなり経験しているので、そういう人に伝えられればと思ってます。
とは書いたものの、実際にAMやフリーゲームの良さを伝えられている気がしません。非常に散漫な性格なのでこのサイトでさえAMの新着情報という限定をすることによってどうにか書く意識を保っている感じです。最近知らないものを知ろうという志向すらも鈍ってきています。魔王さんみたいにいろんな方面をつなげるハブみたいにはなれないし、1次創作でも2次創作でもいいのでどんどん世界を作ったり広げたりしていくこともできません。だから、そういう方々を尊敬しています。
自分語りになってますが、ともかくすごい今まで見てきた世界をぱっと示してくれた本だったと思います。もし今後手にとる機会がもしあったら買ってみて損は無いと思います。