■ [本]FPS症候群の君に
泉和良さんの短編が載っているとのことでパンドラ買ってきて読みましたので、くだらない感想をたらたらと書きます。
毎回そうなのですが、今回は特に日常って感じで最後まで行ったのが印象的でした。周囲が普通の世界じゃない小説ばかりなのでかなり特殊です。後半展開があるといっても変なことが起こるわけではないですし…。
あと、主人公が女の子で1人称はちょっと珍しかったです。…いつもどおりだった気もしますが心情の描写がちょっと細かかったかも。でも気のせいかもしれない。
生放送で言っていたカフカ直線に近くなってきているのかもしれません。
AMのゲームってマクロな世界設定で色々と細かいところ無視して作られてる感じですが、泉和良さんの小説はすごいミクロな世界を緻密に作られてる感じがします(作品間でこっそりつながってたりするのは置いておいて)。だからAMゲームのキャラはチートですが、泉和良さんの小説は登場人物が少ないし、日常っぽくなるんでしょうね。
もしかしたらゲーム作っているからマクロな世界はそこの領分と考えて、小説はミクロな世界を描いた作風にしているのかもしれません。
そういえば、作中のAK-47といい、ばんばんといいa-missionを彷彿とさせました。あれがオンライン版になったのを想定してるのかな。
というか、オンラインFPSでミリタリー系なのが思いつきませんでした。もしかするとそういうのがあるのかもしれないですね。
小説とは関係ないですが、Tubuoレボリューションというフレーズが座談会で出ていたので、対抗してIzumiレボリューションみたいなのを期待しています(意味不明