模倣全時空記憶集積回路

アンディーメンテ関連の情報を蓄積します。 ※はてなグループから移転しました。

せつNightLive2016 明日開催

仕事が猛烈に忙しくて間が空いてしまいましたが、明日は待ちに待ったせつNightLiveです。皆さん予習は万全でしょうか。

ちんねんさんが今回も紹介動画を挙げられています。これで予習はほぼ完ぺきでしょう。ということで私が書くことはこれで無くなったので、とりあえずこの動画を観ましょう。

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で、その上で個人的な観点で出演者を紹介します。自己満足の世界なのであまり参考にならないとは思います。

ジェバンニPは伝説のリン廃と呼ばれた時期もありますが、その理由は発売初日から連続して曲をアップしたということ以外にも初期から活舌が悪いリンをものともせずクオリティの高い曲を出したことにあるでしょう。

また、そのステータスを元にキャラクター設定に沿った曲を展開していったこともあって界隈での立ち位置が安定します。「リン廃宣言」はまさにその流れに沿った作品ですね。当時のリン絵二大巨匠の田村ヒロさんやNegiさんがジェバンニPと関わる作品を出していたりするのもリン廃としての影響力を感じます。

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ただ、徐々にボカロ界隈の流れもセミプロみたいな人が出てきたりして変わっていきます。ジェバンニPはその中で独自の方向を模索していきますが、この結果素晴らしい作品を生み出しています。この部分も注目でしょう。

個人的に好きな作品は「ユートピアン」や「月交信」です。どちらも従来のキャラクター設定とは全く違う箇所にありながら、聞いた人の心をつかんできます。

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あと、ジェバンニPとジスカルド・泉和良は元々異なる世界のキャラクターとしての側面が強かったのですが、徐々に融合した作品が世に出て行ったのも面白いです。小説家との融合で「猫の彼女のESP」やボカロ界のヒミツの事件譜、現実世界との融合で「うちは三木町女子14歳」などの香川作品、AMとの融合でレインボーラインの各種楽曲や「戦いの果てに至る前に」などがありますね。

とにかく、多彩な方向性を持ちながら活動されてきたので、今回のライブでどの側面をどういう形で出してくるのかが楽しみです。

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アンディーメンテやLUPIAのファンとして活躍するFMAKさんのボカロPとしての姿が曼荼羅Pです。方向性としてはロック寄りでギターがエモい感じの曲が多い印象ですが、ピアノ主体のバラードもあったりして多彩です。あと、歌詞と歌わせ方がすごいストレートで感情を揺さぶるメロディなのも刺さってきます。

個人的に聞きたい曲を上げるなら、初期に曼荼羅Pにはまるきっかけだった「ねえ、寂しいよ」、ジェバンニP歌詞でばんばんの曲なのにすごい曼荼羅Pのアタックを感じる「夜明けのFPS」、美しく悲しい3拍子曲の「shallow moon」です。

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あと「108 hot waves no limit」は熱波バイアスがかかっちゃうので別枠です。いや!今回も聞きたいですけどね!!!

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  • 処女A

処女Aはわかりません!というかヒッキーPがやっていたバンドということでボカロとか出る前の話なんですよね。って聞いてみたらそのまんまヒッキーPですね。メロディーが最近の曲より強めで個人的には好きです。

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ヒッキーPなんですが、私が知ったのはあのメイスという名のジェバンニPが企画したテレパスミュージックの貴族なんですよね。叫んでいるあれです。衝撃的でした。たぶん今回も自分で歌うということは間違いなく叫びます。元からインダストリアルでシャウトな感じなので。

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あ、でも知ったという意味ではボーカロイドアンダーグラウンドのほうが先かもしれませんね。偽名なので当時は気付いていませんでしたが、この選者ヒッキーPだったはずです。このカタログには相当お世話になりました。

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ということでヒッキーPは耳を破壊するようなアタック音とシャウトが特徴のある曲を作っている方です。ボカロでこのジャンル(?)で突出しているのはたぶんこの人ぐらいではと思います。まあ、見渡せばやばい人はいっぱいいましたけど。

でも、この人の本当の特徴は破壊的楽曲の中にある美しいメロディフレーズと人間の闇を皮肉った歌詞の調和だと思っています。個人的にはそれを体現しているのが彼のボカロだと2ndアルバムである「明るい生き方宣言」です。私はこのアルバムに一時期はまってずっとループしていたので、アルバムの曲順を含めて崇めています。というくらい好きです。今手に入るのか分かりませんが手に入るなら聞いたほうがいいです。あの流れ全体が好きなんですが、あえて曲でいうと「のどが渇く」が好きです。あ、でも曲だけだとミミクリのメロディーが一番好きかな…。

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と、ここまでひたすらヒッキーPを語ってしまいましたがそれくらいとんでもない人なのです。多分当日は、これに大丈夫Pと曼荼羅P、ヨシミズアンリさんが加わりとんでもないステージにしてくれるはずです。楽しみです。

  • 長雨ルウナ

長雨ルウナさんは、AMファンの1人ながめさんとして認識していました。主にTwitterの印象ですが、結構精力的に絵とか曲とかを創作されている方だなぁという印象でした。

音楽という面でいうとたぶんLUPIAの「世界曜日」のリミックスで知ったと思います。

この動画が投稿される前に、chomさんが企画したLUPIAカバー企画というものがありました。この企画は実は二方面作戦で動いていて、前のわくわくライブのアンコールで再結成された「あんこくねこぐんだん」の「Jump」カバーが表作戦だったのですが、その裏で、私VeNEと今回のせつKnightsのボーカルである緑のエメラルドさん、あとテレパスミュージック等で曲を出されていたぺんぺんさんで「世界曜日」をカバーする裏作戦があったのです。

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このカバーは華々しい「Jump」とは対照的にひっそりと公開されたのですが、そこからなぜか「世界曜日」のカバーが連発する事象が起きました。素直に色々なリミックスが聴けて喜んでいましたが、その中でとりわけ異才を放っていて印象に残ったのがながめさんのリミックスでした。歌上手いという印象に加え後半の展開が才能あふれています。

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そんな感じな印象でしたが、彼女はいつからか長雨ルウナというアイドルとして活動していました。まあ知ってから5年経っていますから色々変わるものです。多分、今は月一ぐらいでライブをやられているという認識です。

私は彼女が作った「オカルトのドレスコード」を聞いてその凄さに圧倒されました。この方のすごいのは、歌に声量があって突き抜けてくるようなパワーがあるのと、作曲のコード進行がとても巧みで不思議な抑揚があるところだと思っています。方向性はポストロック寄りな印象です。もう解散しちゃいましたがEnfance Finiが近いアーティストかなと昔は思ってました。ただ、最近発表されたアルバム「眠りの宇宙」の曲はDTM的な技法が組み合わさって進化しており本当に唯一無二の作品を作られていると思います。

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今回にLUPIA・ジェバンニPのリミックスアルバムを出されるようで、リミックス曲とオリジナル曲を組み合わせてくると考えられますが、どちらも楽しみです。

  • そらでねる

そらでねるは、蒲田さん、supplyさん、staraさん、Lucielさんによるユニットです。鍵盤ハーモニカとアコギの音色たぶんポイントだと思います。

正直、そこまでそらでねるには詳しくないのですが、前にYoutubeで公園から配信をやっていたのを見たことがあって、自由な感じがすごく印象に残っています。

この動画ですね。曲名知らなかったのでちんねんさんに感謝。

youtu.be

あと、個人的にはsupplyさんは、PIP2で同じチームのリーダーとしてお世話になった方で、サイトで過去に挙げられていた曲もとても好きなので今回どんな感じで仕上げてくるのか気になります。

雰囲気を生かしてライブを盛り上げてくれることに期待しています。

  • 重本さん

プロ熱波師です。ジェバンニPことじすさんが熱波に出会ったことでアンディーメンテは熱波から大きな影響を与えられました。噂によると重本さんの先代平山さんがTheSPA西新井を引退する時に、たまたまじすさんがTheSPA西新井に行き、そこで運命的な出会いをしたと聞いています。

その後、じすさんは知人に熱波を体験させ、その人たちが熱波のとりこになって今に至ります。かくいう私もその一人です。私は神奈川県のほうにいるので正直西新井は遠いのですが、大きめのイベントがあるときは駆けつけることにしています。

で、重本さんの特徴ですが、実直で熱い方で熱波の方針にもそれが現れます。とにかく妥協を許さないその熱波スタイルは受ける者を魅了させます。また、送風技術にも定評があり、他の熱波師とは比べ物にならないほどの熱風が直接たたきつけられます。これは凄いことです。この特徴により重本さんは熱波師の全国大会である熱波甲子園でいくつもの栄冠を勝ち取っています。

そんな重本さんですが、一時は西新井から遠く離れた群馬に修行に出ることとになり、重本さんが不在となった西新井の熱波は岐路に立たされます。しかし2016年4月に重本さんがTheSPA西新井の店長として戻ってこられて今に至ります。店長なので直接熱波を受けれる機会は減っていますが、毎週土曜の21時から男性サウナで受けれるので気になる方は行ってみるといいです。

さて、重本さんが今回のライブでいったい何をするのかさっぱり見当がつきません。さすがにライブ会場で焼石にアロマ水で蒸気を焚くのは難しいと思いますが、どのような形で熱波を知らない人々に熱波のすごさを伝えてくれるのか…楽しみです。

  • せつKnights

実は、ライブのトリを務めるであろう、せつKnightsが一番分かりません。

正直言ってなぜこのユニットが結成されたのか明かされていないからです。

噂によると当時広島にいた曼荼羅Pの家に、ジェバンニPと緑のエメラルドさんが遊びに行ったことに端を発しているということらしいですが真偽は不明です。

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その後もどういったタイミングで曲が作られているのかも明かされていませんが、今は3曲があります。そうしているうちに緑のエメラルドさんがマレーシアへ4年間の長期渡航になり活動休止となりました。今回のライブが活動復活の最初の1歩となることでしょう。どういったパフォーマンスになるのか?新曲はあるのか…?楽しみは付きません。

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