■ [本家][考察]メモ
*今回の内容はあくまで小噺です
珍しくセドナにAMの世界観についての記述があったのでメモってみた
人口4000万人都市キューブポリス
亜種も含めると、総数は10億とも
人々はキューブの恩恵を受け、あらゆる物を具現化することで生活している
上層ほど高級階級が暮らすが、
かなりの下層地域では法も届かぬ有象無象の世界と化しているようだ
って、照龍の歩き方に書いてました
キューブポリスが出てくる作品はあおいほし・あおいほし2・キレムサ。
あとアールエスにもその話題は結構出てくる。地球塔をキューブが統制し繁栄していたときの姿である。
大体書いてあることはアンディー・メンテ作品をくまなくやっている人なら既知の情報であるが、最後の一文が問題である。「照龍」というのは何だと思うかも知れないが、ノーネームワールドをやっていれば分かるが、これは「アケローン(アケロン)」と読む。つまりキューブポリスはアケローン宇宙(シミューレートされた宇宙)内部の構造物だということを示しているのではないだろうか。
私はアールエスで、ルインの居た宇宙がアケローン宇宙の1つで再構成トンネルを通って原宇宙へという辺りにわずかな疑問を感じていた。原宇宙をリアルに存在する宇宙とすると「きせきの扉」で描かれていた原宇宙からアケローン宇宙へのシフトとキャラクターの実在性の間にゆらぎが生じるのだ。そこで、原宇宙もアケローン宇宙の1つではないかと思うと矛盾の発生率が減る。
今回のセドナの表現はそのような曖昧な解釈をクリアにするそんな力があるように思える。