模倣全時空記憶集積回路

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AMWEBオンリー:ヘビーレインズAMマニアクス[考察] ※第2部

タイトルそのままです。1話ずつ気になったところを列挙して語ることで節々に織り込まれているバックグラウンドの深淵を垣間見る試みです。

前回のAMWEBオンリーの記事(第1話~第3話)の続きです。

※これからゲームをプレーする人もいるのでがんばって配慮しようとはしていますが、どうやっても各ゲームのネタバレが避けられないので嫌な方はバックしてください!

 

 

第4話 ダークサイド

  • ダークサイド:苗字がなく愛称のような雰囲気があるのがポイントである。チュルホロ王家は基本的に双子で、双子の弟の方はそういう忌み名的な名前が付けられがちなので弟なのかもしれない…が真実は不明。
  • ピンブルな髪の色:「怪盗プリンス」のプリンスとおしゃまの髪の色と同色でチュルホロ王家な感じの髪の色であるが、ピンクに青緑の挿し色という両方の色が混ざっているのがこれまでにない感じである。ただ、チュルホロ王家の髪の色は金・黒・グレー・青緑・ピンク・白それなりに豊富であり、紙の色に何かの意味があるのかは明かされていないため何とも言えない。
  • 紫に白い輪の服:「ウトナと3人の騎士」に出てくるチュルホロ王家の末裔であるヴァルカルの装束を思い起こさせる。ヴァルカルはチュルホロによくある力がないのか筋肉もりもりの肉弾戦タイプだったので、いかにも体が細いダークサイドと比べると差が興味深い。
  • イヤリング:「ジスロフ帝国の興亡」からジスロフの肩に張り付いていたり怪生物だったりするチュルホロである。イヤリングに鎖がついておらずチュルホロモチーフが宙を浮いている感じが死神などの冥界の印象をほんのりと感じさせるが怪しいイヤリングをしているキャラは多いので何とも言えない。
  • 顔から足につながる紋様:顔に紋様があるキャラは多いがこの紋様はほかに見ない感じで発祥不明。
  • 13歳:「怪盗プリンス」のプリンスとおしゃまが作中で13歳なので同じ年代である。意識している年齢。
  • チュルホロの民:チュルホロが生息しているチュルホロ星系自体は「怪盗プリンス」の段階で主星が吹っ飛んでいて、ヘビーレインズのこの時点でどうなっているのかは不明だが、「マボウ虫と明日」ではなくチュルホロの民と呼ばれているのが気になるところ。チュルホロ人ならわかるが、民とあるのでどちらかというと国の俗称としてチュルホロと呼ばれているのかもしれない。
  • アポロン広場:突然「アポロガルエピソード」のアポロンの名前が出てきてドキッとするターンである。アポロンはチュルホロ王家とのかかわりがあるが、この名前が広場につくとして、これはどの世界なのかという話が難しい。改変前の世界だとアポロンは逆賊として討たれてしまっているので広場に名前がつく気はしないし、改変後だとアポロンの存在が消えているので同様に広場に名前がつく気はしない。とするとジスナナ新聞の世界線の延長がもしかしてある??というところまできたがアポロンをジスロフが思い出してないし、実権はおしゃま握ってるしで、結局どうやったら広場にアポロンという名前がつく世界になるかは思いつかなかった。
  • ングラ:チュルホロ執事伝統の名前。よく死ぬけど死んでも出てくるので同じ名前の執事がいっぱいいるに違いない。「ジスロフ帝国の興亡」などでのジスロフの執事はングミという名前だったが、「風プリ伝説」でプリンスやおしゃまの執事の名前はングラであった。ということはダークサイドは少なくともジスマ王政時代以降の話の可能性が高い
  • ボクの父さん:執事の名前や髪色からするとジスマ(おしゃま)が父親である可能性が考えられる。権力的にもウラカルが暗躍していたりしてかなりのものがあるので背景としては問題ない。ただ、ジスマ王政がジスロフ帝国時代のような暴君ぶりを発揮していたかは情報が少なく不明。どちらかというと恐怖政治の印象が強い。
  • 同じ力・憤死:執事を憤死させるのは「羅門の力」であり、さらに父親と同じ力を持つというとは、父親がその力を持っているということである。「羅門の力」は十二天の力とは別に宇宙の特異点としての羅門彗星の力としてジスロフが持っているが、「ジスナナ新聞」でその力は日天とともに失われている。また、この「羅門の力」はチュルホロとは別の系譜で保持しており、子供であるプリンスやおしゃまには引き継がれていないはずで、そうすると父親がだれなのか分からなくなる。羅門の力は「アールエス」でジスロフがそれを取り戻す際にキミロフを経由するあたりから、何かしら遺伝的に引き継がれたりしている可用性や、そもそも別の世界でのジスロフの子供といったことも可能性としてなくはない。
  • 青いサングラスとハチマキ:EOLは終焉の輪廻転生した先の姿であると考えられる。終焉は「I wish」、そこから輪廻転生した「自給自足」の終焉、さらに輪廻転生した「怪盗プリンス」のEODと様々に転生して現れるが、EOLもその姿の1つであろう。手裏剣とハチマキの装備はほぼEODと同じだが、ギザギザサングラスが80sな感じになっているのが興味深い。
  • 力が効かない:ダークサイドとEOLの邂逅は「怪盗プリンス」のオープニングでジスロフをEODが暗殺する場面に酷似しているが、ジスロフの場合は羅門の力を発揮する前にEODが殺しているので、力を効かなくするのがどこから出ているかは不明。ただ、紅手裏剣は「あの世」のレッドソードの魂を切る剣の欠片…そんな効果あったっけ…
  • 赤い手裏剣:「怪盗プリンス」のEODの紅手裏剣は十字手裏剣だったが、EOLの手裏剣は卍手裏剣にバージョンアップしている。
  • 輪廻の紋:終焉およびEODはTシャツに1つだったのが、ズボンに4つに増えている。EODがさらに輪廻転生した先の姿なのかもしれない。

第5話 ヴィヒトレイ

  • 赤い角:「アールエス」に登場する小鬼など、冥界には角を持っている種族が多い。そしてシーツリー世界の冥界にいるNPCのヴィヒトリも真っ赤な角を持っている。
  • 青い髪:「シーツリー」における象徴的なキャラクターである青い猫のシーツリー、もしくは同じく星都に幽閉されているお姫様のセアトレイの髪を思い起こさせるがそれらの色はどちらかというと紫がかった青で、ヴィヒトレイの水色に近い青とはちょっと違う。「シーツリー」のキャラクターでこの髪色のキャラは意外と該当するものがないためほかにモチーフがあるかは不明。
  • 水色のニョロニョロ:じすさん直々に動画解説されているとおり別の世界に転移もしくは再構成された名残のようなものだと考えられる。動画内で説明されていた「アールエス」におけるタイトル絵のルインの腕の他に、同じく「アールエス」でのペルセポネとキューブの力を受けた時のルインの全身の紋様、そしてキューブ自身の紋様にも似たものがある。他にはこの元となった「あおいほし」でミッドポイントが想像の力を使うときにも紋様が全身に出ている。また、若干色は違うが「アールエス」で閻魔天ラプソディアが空間転移したときにも似たような紋様が出力される。
  • 夢の話:かつて稼働していたアンディーメンテのオンラインゲーム「シーツリー」のこと。
  • 一匹の青い猫:「シーツリー」はゲームタイトルでもある、青い猫シー・ツリーが見ている夢の世界であるということがストーリーの端々で語られていた。シー・ツリー自体は各町で魚を依頼してくるNPCである。当初シー・ツリーの夢の話は軽いうわさ話としてしかゲームに出てこなかったが、ヒルトン沼の底、地球塔跡地の奥底にあるヒルトン炭鉱にいる悪魔の姿をしたD・ツリーのセリフによってその世界の真実が暴露された。
  • 何人もの夢が引きずり込まれていった:「シーツリー」では、ほかのゲームのキャラクターがNPCとして多く登場する。初期からいたのはヒルトンの廃水の池など各地でクエストを依頼してくるデス、同じとみなしていいか若干怪しいが山男の2名。また、新規の戦闘流派が実装されたタイミングで、それぞれに特異な技を持つカベイリア、シューティングフラワー、雪などが師範としてNPC登場するようになった。さらにゲームの開発が進むにつれて、NPCシステムが強化されて冒険に傭兵を連れて行けるようになると、スターダストや阿修羅なども登場するなど、最終的にかなりの数の他のゲームのキャラクターが登場することとなった。
  • 伝説の暴君:「ジスロフ帝国の興亡」のジスロフのこと。「シーツリー」では星都の監獄で捕まっている。かわいそう。
  • 伝説の破壊神:「混沌のルーシー」にも出てくる星士kurosの果ての姿である破壊神kurosのこと。「シーツリー」では稀にMapに出没して厄災をもたらす。「GGD2」のJOB星士のプレイヤーさんが元ネタ。
  • 神話上の戦士たち:大体神話上の戦士なので何とも言えないがスペシャリスト周りが該当していると思われる。
  • どこかの宇宙の街:「シーツリー」では地球という星の日本という国の西新井という町がかなりの精度で再現されている。駅から近くのラーメン屋、TheSPA西新井ときて創造主の家まで行ける。さらにそこから香川にも行けたらしい。
  • 星都と呼ばれる王国:シーツリーの4国の真ん中にある星都スターダンスのことだと考えられる。ゲーム内では4つの国が交わる場所として様々な施設があり活気があった。
  • 一人の美しい星姫様:星都スターダンスがが拡張される中で右上のほうにできた空中庭園にいる青い髪のお姫様。権力を持っていた親族がいなくなり幽閉されている。シーツリー世界が猫の夢であり、世界を消さないための方法を知っているが何もできないことを嘆いている。
  • ある時、ぱたりと消えました。:「シーツリー」は2020年7月3日にオンラインサービスを終了している。
  • 西新井か、知っている:前述の通り「シーツリー」には西新井が再現されていたので知っているものと思われる。
  • チュルホロ人の匂い:第5話のダークサイドのことを言っていると思われる。チュルホロ人がどんな匂いかは分からないが、チュルホロ人はハート・ポイズンに感染してチュルホロに寄生されているので匂いは違うのかもしれない。
  • ヴィヒトレイ・スターダンス:名前的には「シーツリー」のキャラクターである冥界のヴィヒトリと星都のセアトレイ・スターダンスからきていると考えられるが、この2名のゲーム上での接点があったかというと不明。言動からはどちらかというと「シーツリー」というアンディーメンテのいろんなものをかき集めたゲームデータをロストメモリー的に保持している存在のようなものというのが適切だと考えられる。0歳で静かな佇まいはシー・ツリーに似ており目立たないが、明らかに他のキャラクターと比べてヘビーレインズに対する理解度が違う。

第6話 ピース

  • 金髪の長い髪:ピースの母親と想定される「混沌のルーシー」のルーシーおよびさらにその母親の「スターダンス」等のステファニアの髪を思わせる。
  • 蝶のネックレス:こちらもルーシーが頭に装備している蝶のヘアバンドと同じモチーフ。色味は「レインボーライン」のウェーブコイルバタフライも思わせる。
  • 8の字のイヤリング:こちらもルーシーの額の紋様で鎧にも刻まれていた8の字をあしらったもの。この紋様はルーシーが幼少期に混沌の星茫に触れたときに刻まれたもので、「YOUNG LADY STORY」では古代照龍魔法の力とスターダンスが説明している。源流としては八ノ地教などと同じくMEGIHAなどアケローン内システムによるものと考えられる。これに関しては「銀河迷宮宝物」や「星屑の泉和良」などでも説明されている。
  • 赤いマント:露出に最適。赤い色はロマンシアを思わせるが、ロマンシアはピンクのベストが基本なので出自は分からない。
  • トランプっぽくないトランプ:絵柄で黒いハートのAが見えており占いに使うトランプなのだが、見た目はあまりトランプではない。カード自体はルーシーがカードを使ってスキルを発動するためそこに由来している可能性はある。
  • 体の色んな所に傷:ピースの父親と想定される「スターダンス」に登場するロマンシアの十字傷を受け継いでいる。ロマンシアの傷はスターダンスの時点で1つ、ウトナの時点で2つであったが、子供のピースはそれが大幅に増えている。父親から子供にこの傷が受け継がれる理由は不明だが、もともとこの傷は大体魔王スターダンスにつけられているものなので、そういう呪いなのかもしれない。
  • 母さん:「混沌のルーシー」のルーシーだと想定される。髪色や各種モチーフの受け継ぎはもちろんのことだが、父親の話や混沌の河の近くにいることなどからほぼ間違いない。
  • 父親と同じ名前:ロマンシアは「ウトナと3人の騎士」で粉々になってしまうのだが、「混沌のルーシー」にてルーシーが意図せず復活させており、この時に名前を忘れていたためにピースと呼称されている。ルーシーが子供に父親と同じ名前を付けた理由はいろいろと考えさせられるが、恋仲であったロマンシアとの突然の別れが関係していると考えられる。
  • 河に落ちた:「星屑の泉和良」および「混沌のルーシー」に登場するアケロンの河および忘却の河と呼ばれるもの。他の作品ではトレーダー分岐点(特異点)と呼ばれていたこともある。並行宇宙をつなぐ道のようなもので、時間空間を超越しており、進むと若返ったり過去に戻ったりする。ただし、意図している地点に行くためには鍵が必要で持っていないと帰れるかもわからない一方通行の移動になってしまう。
  • 時間の流れが遅くなる:忘却の河では自然の河と同様に上流に行くほど流れが速い。この場合の流れは時間であり、上流に行くほど時間が早く流れている。逆に下流に行くと時間の流れが遅くなったり場所によっては逆流したりする。事象から考えるとこの時ピースは下流に向かっていったと思われる。
  • 引き寄せられるみたいに川に向かって歩いて行って:オールドアースの旅人である泉和良もその河の持つ冒険性に魅入られて忘却の河へと進んでいった。また、父親がいなくなった理由も直接的には忘却の河に行ってしまったからである。歩けるようになったピースも何かしらそういったものに突き動かされてしまったのかもしれない。
  • 村:迷宮内にある星村という村。なぜこのような危険な場所に村があるのかは不明だが「混沌のルーシー」ではこの村の住民からクエストを受けることがある。のちに破壊神となる星士kurosもこの村の出身。
  • 全く違う世界:この時点で西新井のあるヘビーレインズの世界に来ている。多分純粋にずっとこの世界にいるエールシオンとウランにはかなわないが、もう10年ヘビーレインズの世界にいるためかなりベテランである。
  • 占い士:もともとスターダンスの家系は魔王という以前に星士であるため、ルーシー含め占星術など占いには長けていたものと考えられる。
  • いつものおっさん、新人のあんた:一般人の警官コンビ。ある意味ヘビーレインズでは珍しい。そのうち再登場することを期待したい。
  • 西新井警察署:TheSPA西新井の隣の建物であり意外と駅から近い。「シーツリー」でも表記はないが該当位置に牢屋のある建物があり、その存在を感じさせていた。
  • シルヴィア剣:「ミサ」に出てくるシルヴィアが使う技および剣。アンディーメンテの各種ゲームでオーソドックスな剣技として登場するので有名。まさかこのような使い方をされるとは思わなかっただろうが…